メインテーマ:出会い
他のテーマ:決別
判定:見られる
解説:
アマンダは何かと理由をつけて交際を終わらせてしまう、アイリスは恋人が他の人と婚約をしても彼のことを吹っ切れないでいる。2人が休暇を利用して、お互いの家に宿泊することになる。アマンダはアイリスの兄のグレアムと出会い、アイリスはアマンダの仕事仲間??のマイルズと出会う。そこからは、普通の山あり谷ありのハッピーエンド恋愛映画。この恋愛場面には見所は何も無いし、教訓も何も無い。この映画の見所を、あえて挙げるとすれば、2人の物語の間の場面転換の巧妙さにある。
キャメロン・ディアスは美人さは目に付くが、ケイト・ウィンスレットは、それほど美人には映っていない。 これを見るとタイタニックでのケイト・ウィンスレットの役割について考えさせられる。アイリスが脚本家のアーサーと出会い、大衆の前でのスピーチの場面に導くが、そのスピーチが短くカットされているのが残念。そのスピーチで老齢の元脚本家にしか出来ないスピーチをする場面を描ければこの映画は、もっといいものになっただろう。
総合的に判定すると、この映画は、食事をしながらとか、恋人とくつろぎながらなど合間の時間にテレビで見るには耐えられる映画ではないかと思う。過度な期待は裏切られる。
資料:
| 監督 | ナンシー・マイヤーズ |
|---|---|
| 脚本 | ナンシー・マイヤーズ |
| 製作 | ナンシー・マイヤーズ ブルース・A・ブロック |
| 製作総指揮 | スザンヌ・ファーウェル |
| 出演者 | キャメロン・ディアス ケイト・ウィンスレット ジュード・ロウ ジャック・ブラック |
| 音楽 | ハンス・ジマー |
| 撮影 | ディーン・カンディ |
| 編集 | ジョー・ハッシング |
| 製作会社 | コロンビア映画 ユニバーサル映画 レラティビティ・メディア Waverly Films |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 135分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $85,000,000[1] |
| 興行収入 | $205,135,324[1] |
『ホリデイ』(The Holiday)は、2006年のアメリカ映画。『恋愛適齢期』のナンシー・マイヤーズ監督による、休暇中にお互いの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を題材にしたロマンティック・コメディ。
アメリカでは2006年12月8日に公開され、週末興行成績で初登場3位になった。日本では2007年3月24日に日劇3系列ほかで公開され、全国週末興行成績で初登場4位となった。
目次 |
ストーリー [編集]
会社のクリスマスパーティーで、ロンドンの新聞社に勤めるコラムニストのアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、恋人で同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が他の女性と婚約したことを知る。一方、ロサンゼルスに住み、ハリウッド映画の予告編の製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)も、恋人のイーサン(エドワード・バーンズ)の浮気に気づき、別れることにした。
いくら悲しくても涙を流せないでいたアマンダは、休暇を取って旅に出ることを決め、インターネットでイギリスのサリーの小さな村シェア (Shere) にある素敵なコテージを見つける。そのウェブサイトは休暇中にお互いの家や車などを交換する「ホーム・エクスチェンジ」のサイトで、見ていたのは同じく恋に破れたばかりのアイリスの家だった。
意気投合した二人は、早速お互いの家を交換することにして旅立つ。そこで、アマンダはアイリスの兄グレアム(ジュード・ロウ)と、アイリスはイーサンの友人で映画音楽の作曲をしているマイルズ(ジャック・ブラック)や、近所に住む引退した脚本家のアーサー(イーライ・ウォラック)たちと出会う。
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| アマンダ | キャメロン・ディアス | 朴璐美 |
| アイリス | ケイト・ウィンスレット | 林真里花 |
| グレアム | ジュード・ロウ | 鉄野正豊 |
| マイルズ | ジャック・ブラック | 小森創介 |
| アーサー | イーライ・ウォラック | 永井一郎 |
| イーサン | エドワード・バーンズ | 吉見一豊 |
| ジャスパー | ルーファス・シーウェル | 森田順平 |
| マギー | シャニン・ソサモン |
キャッチコピー [編集]
- 人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある
その他 [編集]
- 「ホーム・エクスチェンジ」を題材にした他の映画
- 『カウチ・イン・ニューヨーク』 Un divan à New York / A Couch in New York (1996年)
- ニューヨークに住むカウンセラーのヘンリー(ウィリアム・ハート)と、パリに住むベアトリス(ジュリエット・ビノシュ)が、新聞のホーム・エクスチェンジ欄を見てお互いの部屋を交換するロマンティック・コメディ。
- 『カウチ・イン・ニューヨーク』 Un divan à New York / A Couch in New York (1996年)
- 「恋愛休暇」の文字が副題のように新聞広告などに公開直前から付くようになった。
- ダスティン・ホフマン、ジェームズ・フランコ、リンジー・ローハンがカメオ出演しているが、ダスティン・ホフマンはたまたま撮影現場となったレンタルビデオ店を通りかかったからである。
出典 [編集]
- ^ a b “The Holiday (2006)”. Box Office Mojo. 2010年8月29日閲覧。
0 コメント:
コメントを投稿