テーマ:人間は過ちを犯す
その他のテーマ:愛 死 許し 未来
判定:見られる
解説:
この作品で作者が表現したかったことは、人間は過ちを犯すが、それを許すことが大切だということ。
友人に万引き犯に仕立て上げられたり、火の不始末が原因で火事を起こしたが、それを父親のせいにされたり、火事を起こした友人の秘密を打ち明けられなかったりされたが、 これらを許すことで、自分自身も救われるという形で物語は進む。
疑問に思うのは父親が死ぬ演出が必要がだったのかということ。家事を起こした若者を救うために必要だったのか。あるいは、娘にピアノを続けさせるため、恋人を許すことを教えるために必要だったのか。どちらにしても、死という演出が必要なほどではない。涙を誘うためだけに演出されたのだとしたら姑息な手法に他ならない。
主役のマイリーの演技には、独特の生きている魅力があり、なかなか良い。
資料:
『ラスト・ソング』(The Last Song)は、2009年出版のニコラス・スパークス原作の小説。及びそれを原作とした映画。
日本では2010年にアチーブメント出版より出版(訳:雨沢泰)。
あらすじ
母と離婚した父と夏休みを過ごすため、海辺の街にやってきたロニー。両親の離婚に傷つき、未だ父を許せず反抗的な態度を取っていたが、海岸で青年・ウィルと出会ったことで初めての恋を経験する。彼と過ごすうち、父に対しても素直な気持ちを表すようになるロニー。だがそんな時、父が病に倒れ、この夏が父と過ごす最後の夏になることを知る。映画
| ラスト・ソング | |
|---|---|
| The Last Song | |
| 監督 | ジュリー・アン・ロビンソン |
| 脚本 | ジェフ・バン・ウィー |
| 原作 | ニコラス・スパークス |
| 製作 | ジェニファー・ギブゴット アダム・シャンクマン ダーラ・ワイントローブ (共同製作) |
| 製作総指揮 | ティッシュ・サイラス |
| 出演者 | マイリー・サイラス |
| 音楽 | アーロン・ジグマン バック・デイモン (監修) |
| 主題歌 | マイリー・サイラス 『When I Look At You』 |
| 撮影 | ジョン・リンドリー |
| 編集 | ナンシー・リチャードソン |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 108分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | $62,933,793 |
キャスト
- ロニー・ミラー - マイリー・サイラス(日本語吹替:白石涼子)
- スティーヴ・ミラー - グレッグ・キニア(日本語吹替:井上倫宏)
- ウィル・ブレークリー - リアム・ヘムズワース(日本語吹替:中村悠一)
- ジョナ・ミラー - ボビー・コールマン(日本語吹替:小林翼)
- キム - ケリー・プレストン(日本語吹替:田中敦子)
- ブレイズ - カーリー・チェイキン(日本語吹替:斉藤梨絵)
- スコット - ハロック・ビールズ(日本語吹替:宮下栄治)
- マーカス - ニック・ラシャウェイ(日本語吹替:佐藤せつじ)
- スーザン・ブレークリー - ケイト・ヴァーノン(日本語吹替:渡辺美佐)
- トム・ブレークリー - ニック・サーシー(日本語吹替:牛山茂)
- アシュリー - メリッサ・オードウェイ(日本語吹替:遠藤綾)
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