【主なテーマ】喪失
【そのほかのテーマ】復讐 母 生まれ
【判定】見られる
【解説】
父親の影響で強盗を家業としているダグ。
ある日、強盗に押し入った銀行で支店長だったクレアと出会う。
クレアが近所に住んでいると知り、クレアの様子を探るうちに、惹かれあう二人。
基本的にはギャング映画。
監督と脚本がベンアフレックということで、ギャング映画を作る才能があると思ったが、原作があったことを後で知り、その判断は次回作に持ち越す。
特筆する点はないが、暇で時間を埋めたい場合には普通に見られる。
【資料】
| ザ・タウン | |
|---|---|
| The Town | |
| 監督 | ベン・アフレック |
| 脚本 | ベン・アフレック ピーター・クレイグ アーロン・ストッカード |
| 原作 | チャック・ホーガン 『強盗こそ、われらが宿命』 |
| 製作 | グレアム・キング ベイジル・イヴァニク |
| 製作総指揮 | デヴィッド・クロケット ジョン・ジャッシニ |
| 音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ デヴィッド・バックリー |
| 撮影 | ロバート・エルスウィット |
| 編集 | ディラン・ティチェナー |
| 製作会社 | レジェンダリー・ピクチャーズ GKフィルムズ サンダー・ロード・ピクチャーズ |
| 配給 | ワーナー・ブラザーズ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 124分(劇場公開版) 150分(エクステンデッド・バージョン) |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $37,000,000[1] |
| 興行収入 | $154,026,136 |
『ザ・タウン』(The Town)は、2010年公開のアメリカ映画。チャック・ホーガンの小説『強盗こそ、われらが宿命』を原作とした犯罪スリラー作品で、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来2本目となるベン・アフレック監督作品である。
第67回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション外で上映された。第23回東京国際映画祭で特別招待作品のクロージング作品として上映された。
目次 |
ストーリー
年間300件以上の銀行強盗事件が起こる街、ボストンのチャールズタウン。ダグはそこで幼馴染たちと共に結成した銀行強盗団のリーダーをしており、自分の行いに信念を持っていた。しかしある日、ダグが襲ったとある銀行の女性支店長クレアに出会ったことで彼の心が揺らぎ始めた。一方でFBIのアダムによる捜査が強盗団に忍び寄る。あらすじ
強盗の温床として名高いボストン北東部にあるチャールズタウン。この街で育ったダグはかつてプロ・ホッケー選手を夢みていたが、今では父親と同じ強盗団の リーダーとして仲間たちと銀行強盗を繰り返す日々。ある時、銀行襲撃で思わぬ事態から支店長のクレアを人質に。その後解放させるが、彼女が同じ街の住人だ と知ったダグは、自分の正体を隠しクレアに近づく。一方でFBI捜査官フローリーによる捜査が強盗団に忍び寄っていた。
キャスト
- ダグ・マクレイ
- 演 - ベン・アフレック、声 - 土田大
- 強盗団のリーダー。元アイスホッケー選手。
- クレア・キーシイ
- 演 - レベッカ・ホール、声 - よのひかり
- ダグらが襲った銀行の支店長。
- アダム・フローリーFBI捜査官
- 演 - ジョン・ハム、声 - 藤真秀
- ダグらの起こした事件の捜査を担当。
- ジェームズ “ジェム”・コフリン
- 演 - ジェレミー・レナー、声 - 阪口周平
- ダグとは兄弟同然の幼なじみで強盗仲間。荒っぽい性格で人殺しも辞さない。
- クリスタ・コフリン
- 演 - ブレイク・ライヴリー、声 - 花村さやか
- ジェムの妹。ダグの元恋人。乳飲み子の娘を抱えている。
- アルバート “グロンジー”・マグローン
- 演 - スレイン
- ダグの強盗仲間。運転手。大柄。
- デズモンド “デズ”・エルデン
- 演 - オーウェン・バーク
- ダグの強盗仲間。電気系統担当。
- ディノ・シャンパ刑事
- 演 - タイタス・ウェリヴァー
- ボストン警察の刑事。地元出身でダグとは旧知の仲。
- ダグからは裏切り者扱いされている。
- ファーガス “ファーギー”・コルム
- 演 - ピート・ポスルスウェイト
- 表向きは花屋。ダグらの親の代から地元を仕切っているボス。
- スティーヴン・マクレイ
- 演 - クリス・クーパー
- ダグの父親。服役中。
製作
2008年9月、ワーナー・ブラザーズが小説を映画化する為にベン・アフレックと交渉中であることが報じられた[2]。2009年8月末にマサチューセッツ州ボストンで撮影が始まった[3][4]。評価
北米では公開初週末3日間で2380万8032ドルを稼いで初登場1位となり[5]、また、それだけでベン・アフレック監督の前作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の累計興行収入を上回った[6]。Rotten Tomatoesによると、94%(191名中180名)の評論家が本作に肯定的な評価を下し、また平均点は10点満点で7.7点となった[7]。
第83回アカデミー賞でジェレミー・レナーが助演男優賞にノミネートされた。
ソフト化
日本ではワーナー・ホーム・ビデオよりブルーレイ、DVDが発売。- ザ・タウン ブルーレイ&DVDセット<エクステンデッド・バージョン>(2枚組、2011年7月20日発売・初回限定生産)
- ディスク1:本編Blu-ray
- 本編:劇場公開版本編と未公開シーンを追加した本編エクステンデッド・バージョンの2種類を収録
- 映像特典
- フォーカス・ポイント
- 銀行強盗事件の再現
- チャールズタウン:強盗の温床
- ノースエンドでの銃撃戦
- “タウン”に生きる人々
- 監督/主演 ベン・アフレック
- ボストンの“大聖堂”フェンウェイ・パーク
- フォーカス・ポイント機能付き本編(劇場公開版本編のみ、フォーカス・ポイントのアイコン表示箇所でリモコンの決定ボタンを押すと再生可能)
- 未公開マーク付き本編(本編エクステンデッド・バージョンのみ、劇場公開版と異なるシーンで未公開マークを表示可能)
- フォーカス・ポイント
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(監督・脚本・出演:ベン・アフレック / 劇場公開版本編、及び本編エクステンデッド・バージョンの両方に収録)
- ディスク2:本編DVD
- 本編:劇場公開版本編を収録
- 映像特典
- “タウン”に生きる人々
- 監督/主演 ベン・アフレック
- 封入特典
- オリジナルブックレット
- ディスク1:本編Blu-ray
- ザ・タウン ブルーレイ<エクステンデッド・バージョン>(1枚組、2012年4月25日発売)
- 映像・音声特典:ブルーレイ&DVDセット・ディスク1と同様
- ザ・タウン DVD(1枚組、2012年4月25日発売)
- 映像特典:ブルーレイ&DVDセット・ディスク2と同様
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